2016年8月、リオデジャネイロで行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会において、2020年の東京オリンピックでサーフィンが初めてオリンピック競技になることが承認された。さらに2024年のパリオリンピックでも追加種目候補となり、サーフィン競技は一躍注目を浴びている。サーフィンの道具に関しては、参加人口の多い米豪の海外勢ブランドが主流となっているのが実情である。モノづくりに軸足をおく日本での技術開発はどうなっているのであろうか。 本レポートでは、サーフィンに関連する技術開発動向を、特許情報に基づき概観し、オリンピックへの採用を契機に期待される技術の動きについて紹介する。
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