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  今や、 DX=デジタルトランスフォーメーションという言葉を知らない人はいないでしょう。DXは暮らしやビジネスにおける道具や仕組みをデジタル化すること=IT化することではありません。進化し続けるデジタル技術を人々の生活やビジネスに浸透させ、データ駆動・データドリブンで新しい体験や常識を生み出すことです。人々の暮らしをより豊かなものにするために実施される抜本的な改革とも言えるでしょう。
様々な業界・業種においてそれぞれの特性を活かした、その企業・組織ならではのDXを実施していく必要があります。これまで特許情報を中心に自社のIP=知財戦略を担ってきた知財部門、事業戦略や研究開発戦略を担ってきた企画部門の皆様において、DXは喫緊の課題と言えるのではないでしょうか。そこでDXとIPをテーマにした本フォーラムを企画しました。

  本フォーラムでは主にIP=知的財産の切り口から、有識者の基調講演および 8社のスピーカーを通じて、自社ならではのDXとはどんなものなのか、特許情報はDXにどう活用できるのか、また知財のDXにおける役割とは何なのかについて考えていただくための、そしてDXを組織へ本格的に導入していくためのきっかけを、皆様に提供できればと考えております。

DX & IP™ Forum 2020

ニューノーマルにおける情報解析の可能性

11月10日(火)、11日(水) • 14:00~18:30
オンライン (Zoom)
参加費:無料
 
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イベントレポート
Summary Report
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 日本市場にイノベーションが生まれにくくなってから久しい昨今、IP部門に期待される役割は、自社特許の管理から新事業やイノベーション創出といったところにまで、大きく飛躍しています。IP部門は企業の事業戦略そのものを担うようになりつつあると言っても過言ではないでしょう。イノベーション創出のためにDX推進を求められているIP部門も多くあるのではないでしょうか。今回は、そんなIP部門の方々を対象に、プレゼンテーターからDX推進のためのヒントとなるご講演をさまざまな視点からお話をしていただきました。

 2日間にわたり、基調講演、8社によるDX推進のためのプレゼンテーションを実施、多数のご参加お申込みをいただき、600名 (延べ人数) を超える方々にご参加いただきました。またアンケート回答の約90%の方々に「満足」「やや満足」とご評価いただき、下記のようなポジティブなコメントも数多く頂戴いたしました。

 
  • 新しい情報が多々見受けられた

  • これから検討したいような情報が多かった

  • DXとIPについて考える良いきっかけとなった

  • 技術を俯瞰する重要性を改めて認識することができた

  • 知財情報の活用に関する多角的な視点での意見を聞くことができた

  • DX時代に非常にタイムリーな話で、自分の業務に非常に参考となった

  • テーマが多岐にわたり、興味が引かれる内容が多かった

  • DXやコロナなどを踏まえた近況などを聞けて、大変参考になった

 

講演概要

 基調講演 Day 1 に旭化成株式会社の中村栄様、Day 2 にはマスク・ド・アナライズ様をお招きし、知財部門が主導して実施した旭化成における画期的なイノベーション創出活動の事例や、DX・AIの社内導入にあたっての課題について「あるある」事例をご紹介いただきました。両日ともに基調講演時には特に多くの方々にご参加いただき、アンケート結果も「感服した」「面白かった」「わかりやすく参考になった」「社内に紹介したい」など大変好評でした。
 基調講演後は、DX推進に役立つソリューションを提供している8社による企業プレゼンテーションを実施、Day 1、2の最後には、企業プレゼンテーションのスピーカーに再度登壇していただき、各プレゼンテーションのサマリー&ハイライト説明とディスカッションを行いました。モデレーターはDay 1 はイーパテントの野崎様、Day 2 はVALUENEX の中村が務め、各企業のスピーカーの皆様と一日を振り返るとともに、カジュアルな雰囲気で交流を深めることができました。

 
DAY 1 • 11/10 (火)
  • 基調講演:旭化成株式会社
    After/Withコロナ時代における知財部門の在り方

    新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴い我々を取り巻く環境は一変しました。旭化成ではコロナ後の世界を見据えた次世代の知財部門の在り方を模索しています。本基調講演では旭化成・知的財産部の中村部長に現在の同社の取り組み状況も交えながら、今後のWith/Afterコロナ時代における知財部門および知財業務のあり方についてお話いただきました。
     

  • 企業プレゼンテーション 1:VALUENEX株式会社
    DX時代のレジリエンスを高める情報解析

     社会を取り巻く様々な要因が複合的に影響する不確実性が拡大する中、COVID-19の影響もあり、社会、企業においてDXへの取り組みが加速しています。従来の延長線上にない未来を思い描く事がビジネスにおいて求められている中、DXが推進されることでもたらされるデータ生成数の加速もあり、客観的、俯瞰的な情報解析の重要性が増しています。データを正確性、網羅性をもって可視化し、そのデータを共有することでかなう、課題認識、合意形成、部門を超えたコミュニケーションの円滑化がもたらす効果、また解析結論導出の一助となるシナリオ探索解析についてお話いただきました。
     

  • 企業プレゼンテーション 2:Patentfield株式会社
    R&D部門で可能な研究開発テーマにおける初動期段階の特許調査・分析

     DX時代の昨今、R&D部門と知的財産部門における知財情報・技術情報の活用についても業務変革が求められています。知財情報・技術情報を活かした研究開発を行うためには、知的財産部門管理の元、研究開発の早期段階での知財情報・技術情報の初動調査・分析も重要となります。そこで本セミナーでは、先月リリースした海外主要国の特許も日本語で検索できる日本語横断検索サービスや、未公開特許や発明提案書など『社内の技術蓄積データ』を加え、知財情報・技術情報を横断的に調査・分析できる「今後リリース予定の横断検索サービス」など、弊社の取り組みを紹介いただきました。
     

  • 企業プレゼンテーション 3:
    株式会社テックコンシリエ・インプリメント/株式会社ジムウイン
    特許事務所の業務自動化セミナー
    ~自動化を成功させるキーマンは「特許事務員」にあった~


     コロナによって、「リモートワークによる業務環境」や「業務の合理化」が求められる中、これらを進めたい「事務所経営者」は多いかと思います。しかし、「社内にIT化に詳しい人員がいない」「いままでのやり方が変わることに対して心理的抵抗がある/反対する所員がいる」「ITコンサルは大事務所しか相手にしてくれない」「やり方はわかっているがリソースがなくて進められない」という方も多いかと思います。 そこで、本セミナーでは、どのように業務を自動化/半自動化していくのか、そのためのプロジェクトチーム編成、プロジェクトの進め方、予算、スケジュール感などについて実際の事例を交えながらご紹介いただきました。
     

  • 企業プレゼンテーション 4:株式会社ユーザベース
    知財を企業価値に変える
    ~組織間DXにより、経営と共通言語で、多角的に分析する~

     
    IPランドスケープ実現において、知財以外のマーケット情報を活用する際に、未だネット情報を調査したアナログ手法が大半です。本来はビジネス視点も持って、多角的に市場調査・企業分析を行い、知財と組み合わせた提言・判断が求められます。本セッションでは、大多数の金融機関・コンサル・事業会社の経営企画部門に既に活用されている、グローバル経済情報プラットフォーム『SPEEDA』が、如何に簡単に経営との共通言語を作り、俯瞰的な技術・知財情報も拡充しながら、"分析力の高度化と、ヒトや組織間のDX"に貢献するのか?について、実例・デモも交えてご紹介いただきました。

DAY 2 • 11/11 (水)
  • 基調講演:マスク・ド・アナライズ
    教えて!AIとどう付き合えば良いの!?

     人工知能、機械学習、深層学習とAI関連のニュースを目にしない日はない今日この頃。とはいえ、最初に期待したほどAIではできないじゃん!と思っていませんか?AIが万能と思うのはよろしくありませんが、かといってAIは使えな~い、AIダメじゃんと思うのも早計です。本基調講演では各種メディアでAIについて情報発信をされているマスク・ド・アナライズ様よりAIとの現実的な向き合い方、活用の仕方についてお話いただきました。
     

  • 企業プレゼンテーション 1:株式会社イーパテント
    DX時代に通用する知財情報分析スキルの考え方と当社ソリューション

     当社では「知財情報を組織の力に®」をモットーに、各種動向分析や人材育成サービスを提供してきましたが、ここ数年の知財情報分析への期待の高まりを受け、アウトソース型分析サービスではなく、お客様ご自身が各種分析・報告書作成を行い、当社コンサルタントがアドバイスを行う、OJTコンサルティングサービスへのご相談が増えています。AI普及を含めた、DX時代にも通用する知財情報分析スキルの考え方とOJTコンサルティングサービスを含めた当社の分析・コンサルティングソリューションについてご紹介いただきました。
     

  • 企業プレゼンテーション 2:株式会社PatentSight Japan
    DX時代の技術トレンド:PAI特許分析からの考察

     世界の技術製品のほとんどは、最終的に発明された国で製造されていないことはよく知られています。この製造場所の移動は開発されたIPの移動をも意味します。テクノロジーの移動パターンとこれらの場所でのIPポートフォリオの開発について理解し「次に移動するテクノロジー」の候補を見つけることについて検討します。高品質のデータベースと学術的に検証された特許価値指標であるPatent Asset Index(PAI)による特許分析をご紹介しながらお話いただきます。
     

  • 企業プレゼンテーション 3:サン・グループ
    DX時代の特許事務所、特許調査会社、知財教育会社のあり方と役割

     世界規模の新型コロナウイルス感染拡大の影響等により、当グループ各社も一気にリモートワークやオンライン会議の導入、活用が進みました。これらをデジタルトランスフォーメーション (DX) として考えるとき、「生産性や業務効率の向上、働き方改革」として実施する必要があります。
    また、ウイズコロナ、アフターコロナにおいてもDXを継続しつつ、特許事務所、特許調査会社、知財教育会社として、お客様とどのような関係性を構築しようとしているのか、当グループのサービスを踏まえて取り組みをご紹介いただきました。
     

  • 企業プレゼンテーション 4:アスタミューゼ株式会社
    技術情報の料理法~ヒト・組織・技術・投資の流れから予測する未来~

     特許や論文といった技術情報を活用した技術動向分析や保有企業の技術力評価は数多く存在します。アスタミューゼでは保有データベースと独自に開発したスコアリングロジックやアルゴリズムを用いて、企業の保有技術の競争力評価や知財の棚卸から、特定の技術領域のイノベータの抽出や将来動向予測を実施しております。本発表においては、これらの分析の概要をご紹介するとともに、特許情報を経営の観点での分析に活用している取り組みに関してご説明いただきました。

 

DX & IP Forum 2020 を終えて…

 新型コロナウイルスにより、様々な分野でニューノーマルが誕生するなど、短期間のうちに多くの劇的な変化が世界中で起こりました。次に何が起こるのか、目まぐるしく変化する現状に動向把握がますます難しくなっています。この不確定性の時代において、人間の経験や勘だけに頼らず、データをエビデンスとする意思決定の重要性やニーズは急増しているのではないでしょうか。DX実現は将来の話ではなく、今、目指すべき課題なのだと改めて実感し、技術情報として代表されるIP情報を巧みに扱い、ビジネス戦略を担う知財部門の皆様こそが、DX推進のカギと言えるのではないかと、本フォーラムを通し強い印書を受けました。
 次回開催を希望される声を多く頂戴しており、企画両社としても前向きに検討していきたいと考えております。本フォーラムへのご質問、次回開催へのお問合せ、ご希望のテーマなど、ご意見などありましたら、ぜひ本ページ最下部の「お問合せ」からご連絡いただければ幸甚に存じます。

 最後になりますが、本フォーラム開催にあたりご協力いただきましたご講演者の方々、企業プレゼンテーションにご参加いただきました企業の皆様へ、この場を借りまして厚く御礼申し上げます。

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スピーカー
Speakers

※登壇順

asahikasei-nakamura

中村 栄 • Sakae Nakamura

旭化成株式会社
研究・開発本部 理事・知的財産部長 シニアフェロー

1985年旭化成株式会社入社、研究所勤務の後、1989年より知的財産部勤務。1998年に組織された旭化成グループ全社の技術情報調査セクションの責任者に就任。2018年10月より現職。2020年10月に全社高度専門職シニアフェローに就任。京都大学大学院非常勤講師、東京農工大学大学院非常勤講師 (2006~2008年)、横浜市立大客員講師 (2010年~) のほか、講演・寄稿多数。また、2014年以降、日本知的財産協会C9Aコース (特許情報と特許調査実践) の講師を担当。一般財団法人 工業所有権協力センター (IPCC) 主催 特許検索競技大会実行委員長 (2015~2017年)、一般社団法人情報科学技術協会主催3i研究会において初代研究アドバイザーを歴任。平成28年度特許情報普及活動功労者表彰において人材育成功労者として特許庁長官賞を受賞。Japio YEAR BOOKに「当社における特許マップへの 取り組み」、「経営の方向性提案に資する 特許情報分析」、「企業における情報検索業務者 (サーチャー) の育成」を寄稿。

maskedanalyze

マスク・ド・アナライズ • Masked Analyze

意識低い系DXコンサルタント

ITスタートアップ社員としてTwitterでAIやデータサイエンスにおける情報発信を行い、業界内で注目を集める。現場目線による辛辣かつ鋭い語り口は「イキリデータサイエンティスト」と呼ばれて存在感を発揮する。ネットとリアルにおいてAI・データサイエンスの啓蒙活動を行いながら、同社退職後は独立。企業におけるAI導入活用の支援、人材育成、イベント登壇、執筆活動などを手掛けている。著書「これからのデータサイエンスビジネス」に加えて、AI・データサイエンスに関する新刊書籍が12月に発売予定。

valuenex-nakamura

中村 達生 • Tatsuo Nakamura

博士 (工学)
VALUENEX株式会社 代表取締役社長 CEO

早稲田大学大学院理工学研究科機械工学分野を修了後、三菱総合研究所に入社。1994年から1998年まで東京大学工学部助手として勤務。 三菱総研に復職後、2005年に工学博士を取得、2006年に膨大な情報を解析的に 取り扱うことの必要性と意義を訴えて当社を設立、 代表取締役社長CEOに就任 (現任)。2014年2月米国カリフォルニア州メンロパークに当社現地法人を設立、CEOに就任 (現任)。1年のうち約半年を海外にて活動。現在、早稲田大学理工学術院非常勤講師も務める。2018年、当社東証マザーズにIPO。2018年度特許情報普及活動功労者受章。2019年スタンフォード大学よりJapan-US Innovation Award 企業に選定。

e-patent-nozaki

野崎 篤志 • Atsushi Nozaki

株式会社イーパテント 代表取締役社長
知財情報コンサルタント

慶応義塾大学院総合デザイン工学専攻修了後、日本技術貿易株式会社、ランドンIP合同会社日本事業責任者を経て、2017年5月に知財情報コンサルティングのブティックファームを目指して株式会社イーパテントを設立。自動車・エネルギーおよびヘルスケア分野を中心に技術動向分析、競合他社分析、知財デューデリジェンス、新事業・新製品開発および新規用途探索・アイデア創出などの知財情報分析およびコンサルティング業務。著書に「調べるチカラ」(日本経済新聞出版社)、「特許情報調査と検索テクニック入門 改訂版」、「特許情報分析とパテントマップ作成入門 改訂版」(ともに発明推進協会)。寄稿・論考やセミナー・講演多数。平成30年度特許情報普及活動功労者表彰・特許庁長官賞受賞。

patentfield-murakami

村上 直也

• Naoya Murakami

Patentfield株式会社 代表取締役

立命館大学情報学科卒業。金融系ユーザーSI企業でSEとして従事。国内特許事務所勤務、国内大手メーカーの国内外の特許出願代理に従事。IP Nexusの開発・運営、同社CTO。Patentfield株式会社創設。

tci-yuasa

湯浅 竜 • Ryu Yuasa

株式会社テックコンシリエ・インプリメント 代表取締役社長

同社代表を務めながらIPTech特許業務法人副所長も兼務する。弁理士資格取得後、小規模特許事務所、TechnoProducerを経て、ドワンゴ知的財産セクションマネジャーを務めたのち、現職に至る。元東京理科大学非常勤講師 (知的財産・企業分析論) でもあり、情報セキュリティ大学院大学などでの講演活動や日本知財学会等での執筆活動にも積極的に携わる。専門領域はIT。愛読書はサミュエル・スマイルズ著『自助論』。https://tc-implement.jp/members

jimwing-mochidsuki

望月 俊一 • Syunichi Mochidsuki

株式会社ジムウイン 代表取締役

IT企業に勤めながら知財業務に興味を持ち、2004年に創成国際特許事務所に入所する。調査部門長と所内システム管理者とを兼任しながら、図面作成から明細書作成まで特許実務と、システム管理者の視点から特許事務を幅広く経験する。そんな中、特許事務所業界全体で生産性向上・業務改善がなかなか進まない状況に問題意識を持つ。このような状況を何とかしたく、2017年に同事務所を退所し、準備期間を得て同社を設立する。

uzabase-ito

伊藤 竜一 • Ryuichi Ito

株式会社ユーザベース SPEEDA 執行役員 技術領域事業担当

2007年、名古屋大学大学院工学研究科マテリアル理工学専攻を修了後、リクルートに入社。複数の大手自動車部品・総合電機・化学素材メーカーに向き合い、人財・組織課題解決を通じた企業の事業価値向上に貢献。より経営・事業に直結した課題設定に挑戦すべく、2016年にユーザベースに参画。SPEEDA、MIMIR等を活用した経営の意思決定支援を通じ、技術部門の企画・戦略業務における課題設定の共通項に着眼。技術経営やIPランドスケープの将来性・重要性を信じ、SPEEDA上の「特許動向検索」機能の企画・開発も主導。経営・事業部門と組織間連携を強める技術部門のお客様から、企業価値向上に貢献する新たなヒーロー・ヒロインを誕生させることに心血を注いでいる。

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齋藤 昭宏 • Akihiro Saito

株式会社PatentSight Japan 代表取締役社長

東京工業大学大学院修了後、現日本ヒューレットパッカードに入社。その後ソニーに転じ、ソニーの業務用商品のシステム販売を担う現ソニービジネスソリューション株式会社の代表取締役社長に就任。その後、ソニー本社のサービス&ソリューション事業部副事業副事業部長として、映像関連ソリューション事業を担当。2016年よりベンチャー企業支援のコンサルタントに転じ、PatentSightの日本市場開拓に参画。2017年10月にPatentSight Japanを設立し代表取締役社長に就任、現在に至る。

sungroup-fujimoto

藤本 周一 • Shuichi Fujimoto

サン・グループ 代表

関西大学卒業後、米国フロリダ留学を経て株式会社ネットスに入社。国際部門を立ち上げ外国特許・意匠調査等を担当。2011年同社代表取締役社長就任。2018年より知財総合サービスを提供するサン・グループ (特許業務法人藤本パートナーズ、株式会社ネットス、株式会社パトラ) の代表に就任。巡回特許庁、JICA、大学、企業等で講演実績多数*。サン・グループとして2018年度特許情報普及活動功労者表彰『一般財団法人日本特許情報機構理事長賞』受賞。

*大分大学大学院 特別講師 (2015年)、同志社大学知的財産センター 講師 (2010年~2012年)、一般社団法人特許情報サービス業連合会 監事 (2015年~)、関西知的財産協議会 (NIPA) 事務局長 (2010年~)、知財PeCo 事務局長 (2018年~)

astamuse_osawa

大澤 理恵 • Rie Osawa

アスタミューゼ株式会社 事業開発本部
博士 (工学)

東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 博士課程修了。大学卒業後、大手自動車メーカーに入社し、商品企画・プラットフォーム開発・グローバ ルマーケティングに従事。博士課程において、ヒトの視線情報を取得し、機械学習的手法 により心理状態を推定する研究に従事。2019年3月よりアスタミューゼに参画、イノベー ションキャピタルデータベースや機械学習を活用した技術のスコアリングロジック開発や 様々なアルゴリズム構築を行っている。

 


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