新技術の「世界初」を立証支援するエビデンス探索支援サービスを開始

~最大20万件の類似技術を網羅的・客観的・定量的に解析し業務DXを推進~

東京 •2021年3月15日

 大量のテキストデータを独自の俯瞰解析技術で解析し、有益なインサイト抽出によって企業DXを支援するVALUENEX株式会社 (本社:東京都文京区、代表取締役社長兼CEO:中村達生、以下VALUENEX) は、世界初の立証を支援するためのエビデンス探索支援サービスを開始しました。

 「世界初」技術であることを市場で訴求する際において、販売先市場の当局から「本当に他にないのか、全部調べたのか、なぜ全部と言えることができるのか」といったエビデンスが求められます。 

 

 本サービスは、VALUENEX Radar(旧:DocRadarの上位総称)を用いた解析を行うことで、「世界初」技術であることを立証するための調査範囲の網羅性・客観性だけではなく、技術の類似性を距離に換算し可視化することで直感的かつ定量的な説明が行うことができるようになります。 

 その結果、企業は申請業務をスムーズにクリアし、「世界初」を利用したマーケティング活動によって製品の魅力を十二分にアピールすることが可能になります。 

 

 実例として、株式会社資生堂様の新技術である「オリジナル分散成分×特殊な製法を用いて、UV防御粉末の凝集体を細かく分散・維持する技術」に関する先行市場調査において本サービスが利用されました。 

 

関連リンク:https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000003054 

 

■サービスの特徴  

1.大量の情報(最大200,000件)を一度に解析できる 

一度に最大200,000件の解析ができます。そのため、世界初を訴求するために調査すべき特許を幅広く集めて解析でき、網羅性を確保することができます。 

 

2.解析結果を1枚の地図で表現し、類似技術の存在が一目でわかる 

世界初を訴求したい技術と調査対象の特許に記載されている技術の類似性を距離に換算して、地図上にプロットできます。そのため、世界初を訴求したい技術の周辺にどれだけ類似している技術があるのかが一目でわかります。そして、大量の調査対象の特許の中から、人間が読み込んで世界初と言えるかどうか確認・判断すべき特許を距離に基づいて定量的に絞り込むことができます。  

 

3.地図はVALUENEX独自のロジックで自動作成される 

各技術の地図上へのプロットは、特許に記載されている文章をVALUENEX独自のロジックで算出されます。そのため、人間の恣意性が排除され、客観性が確保できます。 

 
大量の技術情報が1枚の地図で表現され、未開拓エリアが視覚的に確認することができる

大量の技術情報が1枚の地図で表現され、未開拓エリアが視覚的に確認することができる

 

 VALUENEXはこれまでも、さまざまな企業や官公庁向けに俯瞰解析ツールおよびコンサルティングサービスによって企業DX推進支援を行ってきました。今後は、解析ツールおよびコンサルティングサービスの幅を広げ、市場動向の予測、研究開発や知財戦略の策定、新規事業のポテンシャル探索、M&Aによる技術シナジー検証、投資先やビジネスパートナー探索のみならず、資生堂にも採用されたエビデンス探索支援サービスも加え、さまざまなビジネス戦略の支援に取り組んで行きます。 


VALUENEX株式会社について

 VALUENEX のビッグデータ解析ソリューションは、世界中の多種多彩かつ大量な文書情報を俯瞰解析+可視化することで、さまざまなビジネス戦略へ繋がるインサイト (気付き) を得るサポートをしています。独自開発した アルゴリズムを基盤とするビッグデータ解析SaaSツール「VALUENEX Radar」と、数多くの経営課題にお応えしてきた経験豊富なコンサルティングサービスも含めたトータルソリューションで企業DX推進支援を行っていきます。

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