特許ポートフォリオ分析による動向の理解と機会の特定
EVENT DETAILS
2017年3月30日(木)
15:00 ~ 17:30 PDT
Skadden, Arps, Slate, Meagher & Flom LLP
シリコンバレー
事後レポート
2017年3月30日に国際的にも有名な法律事務所、Skaddenのシリコンバレーオフィスにて、VALUENEX Seminarを開催しました。
今回のテーマは”Discerning Trends and Identifying Opportunities through Patent Portfolio Analysis”( 特許ポートフォリオ分析による動向の理解と機会の特定)で、主に合併買収(M&A)に積極的なアジアの企業である、ソフトバンクグループ、アリババグループ、鴻海精密工業グループの特許ポートフォリオ分析について講演しました。弁護士・弁理士、IPサービスプロバイダー、事業会社の知財部門等、多岐にわたる分野の方々に参加いただきました(約20名)。
セミナーの流れとしては、Ken Kumayama氏(Associate, Intellectual Property and Technology, Privacy and Cybersecurity)が各企業グループの概要や出願件数の動向等を解説し、Jiyoung Choi(Operation Director, VALUENEX Inc)が、VALUENEXの俯瞰解析ツールを用いた特許ポートフォリオ分析結果を発表しました。また、講演者からの一方的な発表ではなく、参加者と双方向にディスカッションしながら進めていくスタイルで、一つ一つをしっかり理解しつつ進めることができました。
セミナーは非常に盛況で、特に特許ポートフォリオを俯瞰図という一枚の絵で表すことによって、各企業のM&Aパターンの違いを瞬時に理解できる点に興味を持っていただきました。
また、M&A取引における資産購入の際に、どの特許が製品・技術・ビジネスに主にあるいは排他的に関係しているのかを特定することが非常に難しいという問題がありますが、この解決手段の一つとして参加者の皆様にVALUENEXの俯瞰解析サービスを注目いただきました。
VALUENEXは今後、M&Aの実務における俯瞰解析の活用方法を整理し、サービス展開していく予定です。今年2017年は、このようなVALUENEXセミナーを、国内外問わず積極的に開催いたします。セミナー開催告知は、Webサイトにも掲載していきますので、定期的にご覧いただけますと幸いです。
※本セミナーについて詳細を知りたい方は下記までご連絡ください。