“ VALUENEX Radar は多種多様な文書情報を読み込み、独自のアルゴリズムにより各文書内容の類似度を解析した結果を1枚の図に可視化する SaaS ツールです。こちらの図を「俯瞰図」と呼んでいます。俯瞰図は、大量な文書情報の全体像が描かれており、現在の市場・技術状況、トレンドの把握を速やかにでき、キーワードや時系列など様々な視点を加えることでさらに深い考察、将来予測も可能となります。
VALUENEX Radar では、読み込んだ文書Aと文書Bの内容が似ている場合は近くに、逆に似ていない場合は離れて配置するよう処理します。AとB間の距離は類似度に応じて精密に計算されるため、各文書の関係性を配置から見て取ることができます。”
※VALUENEX Radar について詳しく知りたい方は、こちらをご参照ください。
本誌掲載の先端材料開発状況、注目企業について、ご自身でツールを操作しながらご確認いただけます。本誌内容のご理解を深める、ご自身の視点で自由に考察を加えるなど、新たな発見があれば幸いです。
OS：Windows10以上、Macintosh OS X以上
ブラウザ：GoogleChrome、または最新のFirefox
似ている文書をひとまとめにした点をクラスターと言います
クラスターの大きさは、その中に含まれる文書の数に比例します
クラスター間の距離は文書内容の類似度を表現しています (内容が似ているほど近くに配置)
XY軸は予め定義されていません。クラスター間の類似性を最適に表現できるように配置を決定します
トレンドライン • 業界全体もしくは競合他社の取り組みの変化を捉え、今後の方向性を予測します。
技術シナジーエリア • 自社と協業先の技術開発の重なりを見つけ、効果的な開発テーマを探索します。
等高線 • 文献の密集度から等高線を描き、業界の全体像、競合他社の動向、自社のビジネスチャンスを直観的に把握します。
密なエリア • 同一または類似技術や情報が、多く存在していることを意味しています。トレンド技術として多くのプレイヤーが類似技術や情報の研究開発に励んでいると考えられます。
疎なエリア • 同一または類似技術や情報が、殆ど存在していないことを意味しています。世間の関心が低いとも取れますが、まだ競合のいないビジネスチャンスのポテンシャルが高い領域とも捉えられます。
ご購入特典のVALUENEX Radar をご利用になるには、専用IDのご申請が必要になります。「マテリアル革新」がお手元に届きましたら、下記の「利用規約」「免責事項」をご確認・ご理解の上、下ボタンよりご申請をお願いいたします。申請フォームのご送信をもって、お客様が「利用規約」「免責事項」に同意したものとみなします。
「マテリアル革新」ご配送の際同梱いたします、VALUENEX Radar のご利用に関するご説明書に「購入者コード」を記載しております。申請フォームに「購入者コード」の記入欄がございますので、そちらをご入力いただけますようお願いいたします。
本ツールでは4つのプロセスにて、俯瞰図を閲覧します。各プロセスの操作方法は下記のとおりです。
VALUENEX Radar のログインページから、発行されたID とパスワードを入力してください。「公開分析一覧」という俯瞰図の選択画面が表示されますので「マテリアル革新 2021-特別特典」をクリックしてください。
VALUENEX Radar ログイン画面
「公開分析一覧」ページ
まずは「領域」を表示してみましょう。同じ特徴語を含むクラスターの密なエリアを「領域」としてまとめています。特徴語は領域名として表示されます。各領域の配置を見ながら、どういった領域同士がの関連性が高い/低いのかなど、各領域の相関を考察してみましょう。
1) 左ナビゲーターより「レイヤー」メニューを選択
2)「3. クラスター」がONになっている場合は、クリックしてOFFにする
3) 左ナビゲーターより「領域」メニューを選択
左ナビゲーターの「レイヤー」メニューを選択
左ナビゲーターの「領域」メニューを選択
次に「クイックハイライト」へ移りましょう。特定のキーワードが含まれたクラスターをフィルタリングし、分布状況を確認できます。特徴語や企業名といった様々な切り口におけるキーワードの分布状況を「領域」と照らし合わせて見てみると、どのようなキーワードがどの領域と密接な繋がりがあるのかが分かります。どの企業がどのような領域に強いのか、どのような製品や技術がどのような領域で活用ができそうか、といった考察に役立ちます。
1) 左ナビゲーターより「レイヤー」メニューを選択
2)「4. 等高線図」がONになっている場合は、クリックしてOFFにする
3) 左ナビゲーターより「クイックハイライト」メニューを選択
4) 「特徴語」「複合語」「年」などのフィルタリングカテゴリから好きなものを選択
5) 気になるキーワードをクリックすると選択状態になり、右画面のクラスターが着色される。複数選択も可。非選択状態に戻したい場合は、再度キーワードの上をクリック
左ナビゲーターの「レイヤー」メニューを選択
左ナビゲーターの「クイックハイライト」メニューを選択
気になるクラスターがあった場合は「詳細」を確認することもできます。クラスター上でマウスオーバーすることで、そのクラスターの概要がポップアップで表示されます。そのポップアップ中のクラスター#をクリックすると、クラスター内の文書内容を閲覧できます。特徴語やキーワードだけでは曖昧さを覚える場合は、この詳細表示機能をご利用ください。
気になるクラスターの上でマウスオーバー
左図ポップアップの「クラスター#」をクリック
話題となっているトピックやキーワードをテーマにVALUENEX Radar にてデータ解析を行い、トレンドや動向などを簡単にまとめた「VALUENEX 技術トレンドレポート」を発行しています。A4数枚程度になっていますので、お気軽に読んでいただけます。VALUENEX Radar 俯瞰図をベースにどのような考察を行えるのか、俯瞰図をどのように読み解いていくのか、のご参考になれば幸いです。ご興味のある方は、左画像か、こちらからどうぞ。
※レポート (PDF) の閲覧には、フォームへのご記入が必要となります。
VALUENEX株式会社 customer@valuenex.com または お問合せフォーム
