事後レポート

<2017/3/27~3/29> 米国人工知能学会シンポジウム(アメリカ・スタンフォード大学)に参加いたしました。

2017327~29日にアメリカ・スタンフォード大学にて開催された、2017年春 米国人工知能学会シンポジウムAAAI 2017 Spring Symposia)に参加し、2テーマについてプレゼンテーションをいたしました。シンポジウムの様子を少しお伝えいたします。

 AAAIとは米国人工知能学会のことで、本シンポジウムは研究会のような位置付けです。セッションは8つあり、その中のWellbeing AI: From Machine Learning to Subjectivity Oriented Computingに参加いたしました。

  Wellbeing AIとは、心理的な幸福を促進し、人間の可能性を最大限に引き出すことを目指す知的情報技術のことです。最近では、コンピュータービジョン、音声認識、自然言語処理等において、ディープラーニング等の高度な機械学習技術が生まれ、加速度的に技術が進化しています。本セッションでは、人間の幸福・健康・福祉に着目したAI技術の応用をテーマに、ロボティクス、睡眠改善技術、ガン診断、子どもの発達支援等、興味深い様々な研究内容が発表されていました。

 その中でVALUENEXは、他の発表とは異なる観点から発表いたしました。中村達生(代表取締役CEO)は、”How do huge M&As affect our health?”というプレゼンテーマで、ヘルスケア分野におけるM&Aの潮流やその影響といったビジネスの観点で発表を行いました。例えば、特許データを解析・可視化することによって、ソフトバンクのARM買収劇はヘルスケア分野への進出を示唆するのではないか、という仮説を導いています。また、M&Aのシナジータイプや治療・予防分野におけるM&Aの動向について紹介いたしました。

 一方、林尚芳(海外事業推進室)は、”R&D Trend Analysis of Wellbeing AI using Panoramic View Analytics”というプレゼンテーマで、WellbeingやヘルスケアにまつわるAI技術開発の動向分析を発表しました。大量の特許データを解析・可視化することによって、主要な技術領域や最新の成長領域等を示しました。また、当日他の方の発表内容に対して、「その技術を技術移転するとしたら、どの企業が候補となりうるか?」というテーマ設定で、我々の俯瞰解析ソフトウェア(TechRadar/DocRadar)をデモンストレーションいたしました。その場で発表されていたリアルタイムな技術について解析したため、聴講者の皆様には興味深く観ていただけたと思います。

 なお、原稿は以下のリンク先にございます。興味がある方は是非ご覧ください。