マルチクライアントコンサルテーション企画

多くの業界が注目する脳波デバイスの応用技術・製品の探索~技術文献の俯瞰解析による将来予測~

日産自動車は2016年4月に、脳波測定用ヘッドセットをつけた運転者の脳波と運転感覚を表現したパターンを自動的にマッチングし、 マンガの吹き出しのような映像を車両周辺に投影しながら走るEV(電気自動車)を製作、その車両が走行している映像を公開しました。

近年、脳波デバイスに関する研究・開発は、医療分野を越えて多様な業界で進められており、自動車の車内環境のコントロールや、 室内のエアコンのコントロール、映像・音楽・ゲーム関連でも特許が出されています。また脳波を利用したセキュリティ、 いわゆるパスワードならぬパス思考の研究開発もなされており、次世代のデバイスとして脳波デバイスは注目されている技術です。 2020年に自動車の自動運転の実現を目指す日産自動車が注目し、また各業界で研究・開発されていることから、 今後、市場に対して大きな影響を与える可能性があり、その開発動向については、製品が市場に登場する前に、入手すべき情報であると考えられます。 本分析では医療分野以外の脳波に関する約2,000件にのぼる特許の俯瞰解析を行い、一枚の技術マップ化し、どのような技術分野が存在するかを明らかにします。 そして各技術分野について、各技術の周辺技術や、プレイヤー、時系列推移などを評価していき、さらに応用先の技術までを含めて、次世代の開発動向を予測します。

実施内容

1.脳波デバイス関連特許の俯瞰解析による技術マップ(以降、俯瞰図と記載)の作成
タイトル+要約+請求項に脳波を含み、医療系IPCを除いた特許2,217件を母集団として、俯瞰図を作成

2.技術領域(分野)の抽出
俯瞰図上で特許の件数が多い技術領域を下記の5つを中心に抽出し、脳波デバイス業界の全体構造を評価
 ・自動車(ドライバー状態検知など)
 ・エンタメ(音楽、映像、ゲームなど)
 ・異常検知(作業監視など)
 ・睡眠(検知・補助装置など)
 ・住宅設備(照明、空調、音響など)

3.脳波デバイスに関連する技術・業界の分析
各技術領域に含まれる技術のIPCもしくはFタームによる、脳波デバイスに関係する技術・業界を評価

4.開発プレイヤーの分析
母集団全体および各技術領域での出願人情報を基にした開発企業・研究機関などの動向を評価

5.公開年による時系列推移の分析
俯瞰図全体および各技術領域での時系列情報による動向を評価、近年の注目技術やその開発企業・研究機関などを抽出

6.各技術分野×周辺技術(自動車、エンタメ、異常検知、睡眠、住宅設備)による応用展開先の評価
各技術の代表特許と類似する特許(応用先に属する特許を含む)を概念検索による収集して再解析を実施。解析結果を基に脳波デバイス技術への拡大する可能性がある応用先事例やその現開発企業・研究機関を抽出。

7.周辺技術業界における脳波デバイス応用先製品の評価
再解析で得られた各周辺技術業界の俯瞰図を基に、脳波デバイス応用展開先製品に位置づけを評価

8.まとめ
上記7までの解析結果を基に、脳波デバイスに関しての過去⇒現在の出願動向を総括。
近い将来の動向を予想する。

VALUENEXによる利点

 VALUENEX社独自のビックデータ解析ソリューション「VALUENEX Radar」を用いて分析を実施します。従来の技術調査では、数100件程度の特許等の技術文献から結論を出していたところ、VALUENEXであればテーマに該当する技術・企業・業界の特許等文献を過去~現在に至る最大10万件まで、網羅的に収集・分析を行っていき、結論を導出していきます。
 数100件程度の事例では語ることのできない、業界全体や特定企業の将来予測まで、数千~数万件規模の文献を根拠とした高精度な分析結果を提供致します。
また、その根拠となる数千~数万件規模の文献をお手元で簡単にご確認して頂ける、さらにはお客様ご自身のご関心ごとによって新たな観点を得て頂けるデータベース構造の分析・閲覧ソフトを合わせてご納品し、本企画の結果以上の情報価値をご提供させて頂きます。

今回の募集について

 今回ご案内するマルチクライアント分析企画とは、弊社が企画・提案する特定のテーマについて、複数のクライアント様より共同受託をして頂くことで、分析を行うものです。通常のクライアント様から単独でご依頼いただく受託分析とは異なり、分析費用の負担を分担して頂くことで、大幅なコスト削減をして頂くことが可能です。

分析結果は当該のマルチクライアント企画に参加されたクライアント様に対して共通の成果物を納品させていただきますが、事前に各クライアント様よりご要望いただいた点を一部反映するなど、単独の受託案件では得られない情報を獲得して頂ける可能性がございます。
本分析における報告書は、各クライアント様の今後のビジネス戦略を構築していくにあたり、唯一無二の価値ある情報としてご活用いただける内容になります。是非この機会にご参加賜りますようご案内申し上げます。